藤原啓記念館が生まれ変わりました

この度、藤原啓記念館は、国際公募展アートオリンピア、そして神奈川県湯河原町にある人間国宝美術館を融合する新たなアートプロジェクト「FAN美術館」として生まれ変わりました。

「伝統と現代の接点」を展示の基本コンセプトとし、これまで同様、備前焼の人間国宝・藤原啓の作品とともに、世界50か国以上のアーティストから応募があった世界最大規模の国際公募展「アートオリンピア」の受賞作品と、人間国宝美術館が所蔵する工芸や絵画などの作品を併せて展示いたします。 館長には、アーティストとしても活躍する東京藝術大学副学長の保科豊巳が就任いたします。


Link:FAN美術館のサイトはこちら



藤原啓記念館

昭和四十五年に、備前焼の国指定重要無形文化財保持者に認定された藤原啓は、四十歳にして陶芸の道に入った人です。備前焼の中興の租といわれる金重陶陽の志と技法を引きつぎながら彼とは対照的な素朴で実直な作風で多くの人々から親しまれ愛されてきました。昭和五十一年、喜寿を迎えた藤原啓は備前市から名誉市民の称号をうけました。この記念すべき年に、長年の夢がようやく実現。財団法人藤原啓記念館が設立され、人間国宝藤原啓の足跡ともいうべき年代毎の代表作品、および彼が影響を受けた古備前を一堂に集めて広く展示・公開し、備前焼の振興と文化の高揚に寄与することとなり現在に至っています。



記念館1階展示室のパノラマムービーがご覧いただけます。

1階展示室パノラマ
Quick Time Movie




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